先日の「世界子ども音楽祭」にてベートーヴェンの第五番をご一緒頂いたオーボエ奏者の方から、大変にありがたいご感想を頂きました。とても嬉しかったので、僭越ながらご紹介させて頂きたく思います。
音楽によって言葉よりも遥か遠くにギャロップしながら、一方では言葉の可能性にギリギリまで賭けたい。そんなことを考えて日々を過ごしている身としては、というより、それらの往還に憧れて指揮の道を志した身としては、何より嬉しいご感想でした。これからも言葉と音、あるいは言葉と言葉にならぬもののあいだを不断に往復しつづけ、肌の震えるような感動を生み出せるように精進して参ります。