Worldship Orchestra 2015夏秋ツアー

Worldship Orchestraの 次回ツアー詳細が発表されました。今回から私は「正指揮者」という役職を拝命し、このオーケストラに関わらせて頂くことになりました。8月にスリランカ、9月にマニラ、11月にカンボジアと巡 る次回ツアーのうち、マニラとカンボジアの公演を指揮致します。

9月8日-14日のマニラプロジェクトは合唱つき!2月にRizal Parkでマニラ交響楽団&ワールドシップで演奏したときにも迫力のある響きになったのですが、ここに「韃靼人の踊り」などで合唱が入るとどうな るのか、想像するだけで興奮します。エフゲニー・オネーギンのポロネーズもあの空間にぴったりハマるはず…。11月12日-17日のカンボジアプロジェクトでは、「プノンペン国際音楽祭」という大きなフェスティバルに招待頂き、音楽祭最終日の公演のトリを務めます。曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲17番とベートヴェンの5番、「運命」。

小学生の頃からモーツァルトのピアノ協奏曲が何より好きだったのですが、中でも17番のG-Majorはどの楽章も本当に美しい曲で、カンボジアの若きピ アニストであるスレイマンさんとの共演をとても楽しみにしています。彼と僕はほぼ同い年。カンボジアという国が辿った歴史を考えたとき、この共演はとても 深い意味を持つものになると信じています。

運命は2014年2月のUUUオーケストラ以来かな…。多くの人にとってそうであるように、僕にとっても運命はやっぱり特別な思い入れが宿る曲で、この曲をまた指揮できるのが幸せでなりません。気合い入れて行きます。ご予定合う方はぜひよろしくお願いします。