これからの大学の講義について

前の記事に書いた満員電車と満員の客席についての考察の付録。東京の多くの大学の授業はこの状況でオンライン開講に移行したが、これが一段落したあとも全て元に戻すのではなく、実技をメインとする大学を除いてオンライン講義を一部続ければいいように思う。

具体的には、

・大学の一限・二限の枠は原則オンラインで開講。(ex.大人数対象の一方向的講義)
・三限以降五限までは原則リアル開講。(ex.実験やディスカッション、ゼミ、アクティブラーニング系講義)
・六限以降の枠は、教員が講義内容と希望にあわせてオンラインorリアル開講を自由に選択できる。

みたいなことにするのはどうだろう?たとえば東京の場合、これによって大学生が朝移動しなくなり、満員電車の解消に寄与できるのではないか?実技系をのぞく都内の大学が一斉にこの方策を取れば、朝の混雑が相当変わる気がする。つまり、「大学生は基本的にお昼前に移動する」という流れを作るということだ。

もちろん、オンラインではグループワークやディスカッションがしづらい、という意見もあるだろう。そういうことをメインにする講義は3-5限の枠を用いればよい。そこまで双方向的な要素を必要としない、大教室に大人数が集まって一方的に先生の話を聞くような授業は、1-2限の枠にすればいい。いずれも、「講義内容・スタイルにあわせて、どの枠で開講するかを教員が選ぶ」というのが重要だろう。

夜遅くまでアルバイトをしている学生や、大学の遠方に住んでいて二時間ぐらいの通学時間をかけて授業に向かう学生にとっても、朝出かける時間がゆっくりになって負担が軽いのではないか?移動中にオンライン講義に参加することで時間の有効利用にもなるかもしれない。

オンライン講義の仕組みは既に各大学が整えているので、新たに作る必要はない。むしろ、苦労して作ったものを全部無しにするほうが勿体無いので、せっかく作った仕組みは最大限に活かしましょう、という発想に基づいている。

この方法をとった際のデメリットというのが僕には余り思いつかないので(オンラインorリアル開講の時間が限定されていて講義枠が不足する?確かにこれを調整するのは大変になりそうですが、それで満員電車が解消するなら画期的な施策だと思うのです)ぜひご意見いただければ幸いです。

 

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