芦屋で講演。最新の研究成果を含め一時間半みっちりお話しさせて頂いたのですが、座席一杯&皆さん熱心にメモを取りながら聞いて下さって嬉しかったです。パリ体験を経て三人の偉大なる作曲家が抱えた「問い」、そしてブラジルのクラシック音楽をめぐる同時代の見取り図を共有できていれば幸いです。
ちなみに今日お配りした資料はかなり凝って作ったもので、三人のパリ体験を軸に、ブラジルでもフランスでもない「もう一極」への往還が分かるようにイラストレーターでレイアウトしました。それにしても当時のフランス、パリにおける芸術家交流は本当に面白い…。ということで、演奏会本番を控えて執筆と講演に集中した2ヶ月間に区切りがつきました。ずっと取り組んでいた「ショーロス」の原稿(3万字!)も書き上がりました。書籍化も着々と進行中です。年内には出しますので乞うご期待くださいね。