福岡大学交響楽団と東洋大学管弦楽団との定期演奏会終演!それぞれベストを尽くせただろうか。この一年間みんなと一緒して楽しかった。あっという間だったが、この一年が忘れ難いものになればいいなと願います。
福岡大学交響楽団とは、春の演奏会(ベートーヴェン7番)に続いての共演。初心者も多いオケでブラームス4番は高き山。特殊なボウイングを求めたロッシーニも苦労しただろう。しかし学生達が本当に良く頑張って、アクロス福岡に素晴らしい音を響かせてくれました。
東洋大学管弦楽団は、2023年の第9演奏会・2024年のカリンニコフ1番に続いて3回目の共演。みんなの集中力が素晴らしく、音楽のエネルギーとウネリを一緒に存分に楽しむことができました。3回目の共演となり、1年生から知っている学生たちが3年生として立派にトップを務める姿に、そして卒業を控えた4年生たちが暖かく見守る姿に感涙です。
偶然にも両オーケストラのアンコールは「ニムロッド」。友人に捧げた曲だけど、私にとって、この1年間一緒した幹部代の学生さんたちはもはや友人のように思えていました。1年間にどれほどのやり取りを重ねたことでしょう。みなで一つ一つの響きを味わいながら、別れを惜しむように演奏したあの時間は幸せなものでした。両オーケストラとも、また一緒できる日を楽しみにしています。みんなおめでとう!

