福井大学フィルハーモニー管弦楽団名誉指揮者となりました。

はじめて福井大学フィルと一緒したのは大学院を出てすぐの頃。まだ何者でもなかった私に大学オケの指揮者という重責を任せてくれたことに応えたく、全力で走ってきました。同団史上最年少の客演指揮者から、同団40年ぶりの常任指揮者へ。あくまで学生たちの団であるべきだという考えから、常任指揮者となっても一年毎に契約を結び直し、その都度、その代の学生さんが一緒したい指揮者を選んでもらうようにしてきましたが、いつの間にか十年間にわたってご一緒することになっていました。十年は長いようであっという間でした。そして今回、折しも勤労感謝の日に、名誉指揮者という称号を頂くこととなりました。

私にとって福井は第二の故郷のような場所です。コロナを乗り越え、この団が継続発展していることを嬉しく思うと共に、この十年間、福井での活動を応援してくださった方々に心から御礼申し上げます。これからも福井大学フィルの発展と福井の文化振興に微力ながら貢献できるよう邁進します。

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