東京大学公共政策大学大学院非常勤講師に着任しました。

ところで、10月より東京大学公共政策大学大学院の非常勤講師を拝命しました。恩師・鈴木寛教授と共に東京大学教養学部の文理融合ゼミナール「学藝饗宴」を担当します。一発目の授業では毎回オペラを一本分析してみせるのですが、今年は安部公房の『他人の顔』から武満徹に繋げようと画策。

しかし到底時間が足りず、小説の構造分析および「仮面」という表象の系譜を説明するだけで終わりました(笑)武満徹についてはもう一度時間をとって、最近の私の研究成果を演奏付きでじっくり話す予定です。ちなみにスライドのトップ画像はジェームズ・アンソールの「仮面の中の自画像」(1899)。映画化された「他人の顔」(1966)を見て、これはアンソールの絵だ!と閃いたのでした。

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