プロージット室内管 第九初演時プログラム再現コンサート終演!

プロージット室内管弦楽団「第九特別演奏会」終演!!ベートーヴェンの献堂式、ミサ・ソレムニスより全三曲、交響曲第九番と、「第九」初演時のプログラムを再現した演奏会。演奏時間にして実に3時間弱。拍数にして約8000拍!皆で一丸となり、ベートーヴェンが最後に辿り着いた世界を旅しました。

とんでもないプログラムなのに、実は、私が指揮するのは本番一週間前の土日と前日・当日の四日だけ。四日間でこの大曲をうまく纏められなければゲームオーバーというドキドキもので、かなり気合いを入れて臨んでいました。朝から晩までミサ・ソレムニスを読み込み、ラテン語も勉強し直しました。

そういうこともあって、一週間前に顔合わせで伺ったときのオケの状況に「これではいかーん!」と結構強めに喝を入れさせて頂いたのですが、それからの皆さんの成長ぶりは素晴らしいものがありました。休日返上で有志の強化練習を呼びかけたり、休憩時間にみんなのところを回って練習したり、そういう地道な時間も確かに身を結んだように思います。

壮麗なる献堂式、ミサ・ソレムニスが終わった後の静寂、第九を駆け抜けたあとの喝采、いずれも忘れられません。友人であり代表の森本さんの満ち足りた表情を見ることができて良かった。無謀で、壮大で、しかし夢と想いに溢れた、彼にしかできない大プロジェクトでした。ソリスト、合唱、オーケストラ、スタッフ…関わった全ての人に心からのBravoを贈ります。ああ、たのしかった!

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