先週末はフェローオケとキッズコンサート。毎回新しいことにチャレンジしてみたいというポリシーのもと、今回も団員さんたちと作り上げた企画進行と拘りの選曲とでお送りする。シュトラウスのワルツやチャイコフスキーのポロネーズ、ドヴォルザークのスラヴ舞曲に加えて、とっておきの貴志康一「日本スケッチ」の「祭り」やマルケスの「コンガ・デル・フエゴ」まで演奏!
今回のテーマはダンスということで、盟友のダンサー・砂原さんと一緒に「音楽と舞踏」についてのトーク、そして舞踏のワークショップまで組み込んでみる。みんなでワルツを踊ってからワルツを聴くのだ。子どもたちが積極的に参加してくれて嬉しく、ある女の子が「オーケストラをバックに踊れるなんて!!」と興奮した声で言ってくれたのが心底幸せだった。
それにしても、砂原さんの解説を聞き、踊りを見てから演奏するとオーケストラのノリまで変わってニヤリ。個人的に、キッズコンサートの理想は、その場にいるすべての人々が子どもになることだと常々思ってやってきた。我々も子どものごとく目を輝かせて学び、興奮し、そうして客席と舞台が一つになる。そんな場を作ることができてハッピーだった。例によってアドリブ全開で喋ったけど時間もぴったり、三年目のキッズコンサートも大盛況ありがとうございました!