ウクライナ国立オデーサ歌劇場オーケストラ日本ツアー

1年近く仕込んでいたプロジェクトがいよいよスタート。ウクライナのオデーサからオーケストラが到着。2日に神奈川で、7日に神戸で、9日に北海度北見で。縁あってこのツアーの芸術監督補を務めることになり、ウクライナ現地との交渉から飛行機の選定から大使館との交渉、県庁との折衝、細かなスケジューリングまで、音楽的なサポートのみならず企画全体を取り仕切ってありとあらゆる仕事をしてきました。

到底、このブログの一回の記事では語り尽くせないほどなのですが、語り得ないものはコンパクトに書くしかありません。それぐらい膨大な仕事したと自負します。来日したウクライナ側の責任者と、「メールボックスも着信履歴も君で埋め尽くされているよ」と固く握手して苦笑。実際、多い時は一日に200本ぐらいのやり取りをしたはずです。困難も多かったけれども、一公演が終わるたびに今までの苦労が報われていくような気持ちがします。

かつて国際共同制作オペラの仕事を一緒した人たちとまた協働できることも幸せだし、イタリア留学中の師匠であり長くアシスタントをさせてもらったボスにこうして貢献できることも嬉しいものです。

(後日談)

神奈川・神戸・北見の三公演すべてスタンディングオベーションの公演となり感無量。全員帰国の途に。皆と固く抱き合い、安全と再会を誓って空港で別れました。やり切りました。

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