東洋大学管弦楽団第九演奏会、1200人のお客様に恵まれ終演!!!依頼を受けた一年前は実現できるのか怪しいぐらいだったこの演奏会。けれども、ベートーヴェンは困難にぶつかるときにこそ演奏したいと思うのです。学生たちと一丸となり、夢を追い続ける時間は楽しいものでした。
必ずや未来を担うであろう素晴らしいソリスト櫻井 愛子さん、新田壮人さん、鷹野景輔さん、宮下嘉彦さん。合唱指揮者の稲垣雅之さん、ピアニスト石川 美結さん、コーディネイター吉野 良祐さん。トレーナーの先生方、集まってくださった合唱団のみなさん、オーケストラのみなさん。最強すぎるステマネをしてくださった都響の山野さん。そして、盛大なブラヴォーやスタンディングオベーションをしてくださった参加者の皆さん。
本当にありがとうございました。ここには書ききれないほど、たくさんの人々のサポートがあってあの夜の舞台があります。
本番の熱狂をお伝えしたくて、自分のカメラで撮っていた動画から当日の様子を少しだけ。ソリストさんたちが素晴らしい四重唱(本当に素晴らしかった!!公開OKになったらぜひ聞いて頂きたいです)を奏でてくれたあと、歓喜と共にフィナーレへ駆け抜けていくところです。
成功を確信し、みんなのリミッターが外れました。初演時、耳の聞こえなかったベートーヴェンが曲が終わって大喝采が起きていることに気づかなかったことを思い出したり、いつまでも終わりたくない気持ちが溢れたり、この時間をずっと過ごしていたいと心から思いました。
コロナ禍を経て、学生たちの第九演奏会を復活させるのに少しでも貢献することが出来てよかった。大学オーケストラの危機と向き合い続けたこの三年間の仕事の集大成と胸を張って言えるものになりました。
(本公演に関するメッセージを、インスペクターの落合渚さんから頂いています。ぜひご覧ください。)