単著、責了!

長きに渡る戦いが終わりました。『ヴィラ=ロボス -ブラジルの大地に歌わせるために (Villa-Lobos, para fazer a terra do Brasil cantar)』(春秋社)。各地でリハーサルや本番が終わったあとも朝まで書き続けるという日々をひたすら繰り返し、限界まで追い込んだ渾身の一冊になりました。

500ページ約65万字を紡いで、ヴィラ=ロボスがどのようにしてヴィラ=ロボスになったのかを追いながら、この作曲家の「主要作品」のほぼすべてに触れました。作曲家の評伝に留まらず、ブラジル近代芸術史としても有用なものになったと確信しています。この作曲家の日本語書き下ろし評伝として初めてのものになり、発売は3月20日前後です。ぜひお手に取って頂けたらうれしいです!

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