「君ならなんとでも生きていけるよ。」山口でアシスタントをさせて頂いたあと、立花隆先生から頂いたこの激励で僕は全ての踏ん切りをつけて指揮のほうへ走った。本当になんとでも生きていけるのか、やってみようと思った。24歳のころだった。
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広報たかつき「たかつきDays」7月号に掲載されました。
出身である大阪府高槻市の広報誌に、最近の活動を掲載頂きました。小さい枠なので見て気づくのは実家の両親ぐらいかもしれませんが、放蕩息子なりにささやかな親孝行と安否確認になれば…(笑)取り上げて頂いたことに感謝です。ありがとうございます。
これからの大学の講義について
前の記事に書いた満員電車と満員の客席についての考察の付録。東京の多くの大学の授業はこの状況でオンライン開講に移行したが、これが一段落したあとも全て元に戻すのではなく、実技をメインとする大学を除いてオンライン講義を一部続ければいいように思う。
音楽を取り戻すために/劇場を序曲と舞曲でいっぱいに!
前の記事で奏者側の安全の話をしたので、次はお客様側の安全を踏まえたアイデアを書きます。ところで、いまだにわからないのは、電車と劇場で適用されるルールが全く異なるということ。
最近のレクチャー、トーク一覧
この期間、演奏活動ができなかった分たくさんのレクチャーやトークをさせて頂く機会を頂きました。自分のための備忘録も兼ねてまとめておきます。(タイトルは発表当時から若干加筆修正しています)
伸びやかな叛逆
自宅にポール・シニャックの複製画を迎えた。「サン=トロペの港」と題されたシニャック屈指の作品だ。1901年-1902年の制作、つまり19世紀から20世紀への転換の時期に描かれたこの作品を眺めて、この一ヶ月半はひたすら家で過ごした。
福井大学フィル 学生指揮者のためのオンライン勉強会
常任指揮者をしている福井大学フィルですが、コロナの影響でキャンパスが閉鎖され、学生たちは合奏はもちろん、楽器にも触れられないような状況が続いていました。
天上の望遠鏡
ヘルベルト・フォン・カラヤンが今も生きていたら、どうしただろうなと最近よく妄想する。Youtubeで気軽に映像を見たり、多くのひとが撮影や編集、配信出来る可能性を得た世の中。そして生演奏を届けることができなくなった今。
中・高校生対象 オンライン講義のお知らせ
緊急事態宣言にともなう休校で学びの環境が減っている現状に、なんとか教育の機会を提供したいというお話を頂き、5月5日16時より中・高校生対象にオンライン講義をすることになりました。私なりの「芸術」の授業をやります。Zoomで聴講可能ですので下記ご参照ください。
「憧憬と超克の芸術家、貴志康一」
「貴志康一 生誕110年 交響曲『仏陀』演奏会」(with 芦屋交響楽団)パンフレットによせて執筆した「仏陀」交響曲についてのエッセイと、当日の演奏から1楽章の抜粋動画を掲載させて頂きます。執筆・演奏にあたっては、文章中に紹介致しました各研究書を大いに参考とさせて頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。