
11月は、ブラジル音楽関係イベントに多数登壇しました。ちょうど11月はリオデジャネイロで「ヴィラ=ロボスフェスティヴァル」が行われているので(昨年参加しました)日本版のフェスティヴァル?!のつもりで、各地でヴィラ=ロボスの魅力をお届けしました。
11月は、ブラジル音楽関係イベントに多数登壇しました。ちょうど11月はリオデジャネイロで「ヴィラ=ロボスフェスティヴァル」が行われているので(昨年参加しました)日本版のフェスティヴァル?!のつもりで、各地でヴィラ=ロボスの魅力をお届けしました。
ちょっとした覚え書き。各地の大学オケを指揮していると、色々な点でコロナ禍の約3年の影響を感じることがある。ようやく活動が再開できても、それまでのようにはいかないという苦労が沢山出てきているように思う。たとえば、コントラバスの現役団員がゼロ(コロナ以前は数人いたのに)という大学オケが散見されるようになってきたこと!
本日は東京大学の学藝饗宴ゼミにて初回講義。初回講義をするのも14回目、今年はプレヴォー/プッチーニの『マノン・レスコー』の分析を見せる。昨期の『カンディード』とも直接的な呼応関係にあり、以前に分析を見せた『カルメン』や『椿姫』や『サロメ』とも繋がりが深い。
10月・11月は講演や講義ラッシュです。今日は、出身の灘校で土曜講座に登壇していました。学生さんたちに「78回生です」と言われて58回生としては隔世の感がありましたが、8回目となる今年も濃密に指揮レッスンを出来て良かった。
京都でフランス対談ののち、静岡へ。今日は静岡のサレジオ学園で朝からパフォーマンスと講演。「カントリーロード」を練習中の小学校四年生のリコーダーアンサンブルを、その曲についての指揮・指導を一切することなく、15分間のチーム・ビルディングと身体操法に関するワークショップだけで音をガラリと変える、という試みに挑戦しました。ちゃんと結果が出て良かった…(笑)
「京都でフランスを知る -音楽、文学、そしてワイン-」と題して対談。畏友の歌人にして京都大学准教授の菅原百合絵さんとワインを切り口に、フランスの音楽と文学を自由に横断。ただのワイン好きの身ですみませんが、僭越ながらワインのセレクトもさせて頂き、ワインについての解説もさせて頂きました。
直島公演を終えてしばらくイタリアとスイスに。スカラ座でストレーレル演出の「フィガロの結婚」を見て、ミラノからチューリヒに向かう間にヘルダーリンの讃歌「ライン」を読み、ブラームスが交響曲第1番を書いたリューシュリコンを訪れ、帰国してすぐにベートーヴェン第9のリハーサル。
日本に戻ると、いつの間にかあの猛暑も過ぎて秋の空気!第九を指揮したのち、東京→福島→東京と毎日移動して本番を二つ。
1.まずはエルシステマ相馬の弦楽器教室の発表会。ベックのシンフォニアにエルガーの朝・夜の歌、そしてヴィヴァルディのダブルチェロ協奏曲にフランク・ブリッジのアイリッシュメロディ。バロック音楽とイギリス近代音楽の組み合わせであると同時に、実はヴィオラとチェロにフォーカスしたプログラム。アイリッシュメロディは子どもたちが大好きになってくれてとんでもない音が鳴りました。何よりチェロの2人の子どもたちがとってもよく頑張りました!
2.東京ではフェローオーケストラのキッズコンサート。0歳から参加できるコンサートで、昨年は小倉朗の「ブルレスク」やガーシュウィンの「パリのアメリカ人」など現代曲の管弦楽法にフォーカスしたプログラム。今年はロッシーニ、ビゼー、レハールと、オペラの名曲集だけで構成されたキッズコンサートにしてみました。フェローオケの皆さんの尽力のおかげで、メインのレハールでは、会場のスクリーンに子どもたちがその場で描いた絵が映し出される仕掛けが実現され、絵と音を自在に行き来することができて感動でした。さらにその場のアドリブで、お客さんも子どもたちもオーケストラの中に入って好きな楽器の横で「舞踏会の妖精たち(メリー・ウィドウのワルツ)」を聴いてもらうようにしました。
当初からやりたかったことは、ここに「舞踏会」を立ち上げるということ。視覚と聴覚の壁を子どもの柔らかい心によって取っ払うと共に、聴く-演ずるの壁を溶かし「参加する」にして、まさしく舞踏会のような賑わいをその場に立ち上げようとしたのです。最後、指揮台に上がってくれた子どもの手をとってレハールを指揮してもらっているとき、本当に2人でワルツを踊っているような心地になりました。アンコールはシンバルが会場を歩き回りながら叩くシュトラウスの「雷鳴と雷光」!これからも即興を大切に、インクルーシヴなコンサートを様々に試みていきます。音楽にできることはたくさんあると信じて!
東京大学のオンラインメディアから取材して頂きました。母校の学生さんに興味を持ってもらえるのは大変嬉しいもので、指揮を志すきっかけから、あまり話したことの無い内容まで、色々とお話ししました。こちらから、どうぞご笑覧ください。なんと後半にも続くとか…?
Naoshima Synesthesia Festival、ほぼ満席のお客様に恵まれ終演!窓を開け放ち、風のそよぎと虫の声が遠くに聞こえる中で、武満、ドビュッシー、ラヴェル。そして平田オリザさん書き下ろしの演劇を交えた一期一会のショーソン。9月とは思えない猛暑も夕方には去り、どこか寂しさすら感じさせる秋風が吹いていました。
福井大学フィルさんとの9回目の合宿でした。リハーサルはもちろん、学生指揮者さん向けに指揮のレッスンをすることにも注力。「指揮法」つまり情報伝達のための技術にはじまり、今年は指揮者としての心構えや楽譜の読み方なんかもしっかり伝えたいと思ってマル秘資料を作ってみました。学指揮あっての大学オケですからね!