あるインタビューでおすすめの本を三冊紹介してほしい、ということだったので、かなり悩んだ末に、コクトー『僕自身あるいは困難な存在』(La Difficulté d’être)と、リルケ『マルテの手記」(Die Aufzeichnungen des Malte Laurids Brigge)と立花隆『青春漂流』の三冊を挙げました。

あるインタビューでおすすめの本を三冊紹介してほしい、ということだったので、かなり悩んだ末に、コクトー『僕自身あるいは困難な存在』(La Difficulté d’être)と、リルケ『マルテの手記」(Die Aufzeichnungen des Malte Laurids Brigge)と立花隆『青春漂流』の三冊を挙げました。
旅先でちょっと良い写真が撮れたような気がするので、ここから想起した一節を合わせて引用しておきたいと思います。リルケ「若き詩人への手紙」より。
2015年2月のマニラ交響楽団&ワールドシップオーケストラ&トンド・チェンバーオーケストラとの演奏について、以下のページに掲載頂いておりました。ツアー最終日のRizal Parkでの演奏になります。素敵な写真と共にご紹介頂いておりますので、どうぞご覧下さいませ。また9月にここで指揮させて頂くのが楽しみです。
http://navimanila.com/…/japane…/1337-wso-band-in-luneta.html
ご遺族の方々のご承諾を頂きまして、我が師・村方千之を「偲ぶ会」(2015年4月29日、於:京王プラザホテル)にて読ませて頂いた「弔辞」をここに掲載させて頂きます。
村方先生がレッスンしていらっしゃった50年間の歴史を考えれば、全くの若輩者に過ぎない私が弔辞を読ませて頂いて良いのかどうか、最後まで悩みましたが、そこで生身の人間が声にして読むという、私の最後の「演奏」を先生に聞いて頂きたいという思いでこの文章を執筆させて頂きました。先生の足跡を少しでも多くの方に知って頂けたら幸いです。
フィリピンのマニラ・セブと巡って一ヶ月続いたコンサートツアーが終わったあと、セブ島にあるSeven Spirit音楽教室の子ども達に、僕の使っている指揮棒を三本渡した。最初から渡すつもりでいたわけではないのだけれども、二月に訪れた時に指揮を教えた子どもと、今回の指揮者体験コーナーで見事な指揮を披露してくれた子たちにせがまれて譲ってしまった。
Worldship Orchestraの 次回ツアー詳細が発表されました。今回から私は「正指揮者」という役職を拝命し、このオーケストラに関わらせて頂くことになりました。8月にスリランカ、9月にマニラ、11月にカンボジアと巡 る次回ツアーのうち、マニラとカンボジアの公演を指揮致します。
UUUオーケストラ2014冬に参加した際の「報告書」に寄稿した文章を掲載致します。現在僕はUUUオーケストラの指揮から離れておりますが、3期・4期と指揮させて頂いて、誇張抜きに人生が変わるような経験をさせて頂きました。この文章が今後のUUUオーケストラに参加を考えている人の背中を少しでも勇気づけるものになれば…。これからもUUUオーケストラのさらなる発展を心より応援しています。
もう長い付き合いになるチェロの友人が卒業試験で弾くラロのコンチェルト。試験前に一度聞いてほしいということで合わせに一緒させて頂いたのだけれど、最後の通しで僕は圧倒された。はじめてオーケストラで会ったころに自信無さげにソロパートを弾いていた彼女はもういない。自分の世界を一生懸命に創り出してそこに入り込もうとする、ある種の迫力を備えたチェリストがいた。しかし同時に、音楽に対して真っ直ぐに向き合おうとする姿勢は昔と変わっていなかった。