この夏、アルゼンチンとポルトガルとフランスで指揮することになっていたのですが、正式にその全てがキャンセルとなりました。この状況では致し方ないとはいえ、こんなに世界各国の音楽祭から呼んで頂ける夏は初めてだったので本当に残念。この悔しさをポジティブなエネルギーに変えて、出来る精一杯のことをやります。

この夏、アルゼンチンとポルトガルとフランスで指揮することになっていたのですが、正式にその全てがキャンセルとなりました。この状況では致し方ないとはいえ、こんなに世界各国の音楽祭から呼んで頂ける夏は初めてだったので本当に残念。この悔しさをポジティブなエネルギーに変えて、出来る精一杯のことをやります。
駐日ブラジル大使館と日本ヴィラ=ロボス協会のコロナ状況下におけるコラボレーション、Brazilian Music @homeも第三作目。今回は、日本ヴィラ=ロボス協会所属でブラジル在住のピアニスト清水由香氏による、 Francisco MignoneとEdino Krieger作曲のピアノ曲が配信されます。
全4回、福井大学フィルの学生指揮者さん向けにはじめたオンライン講座完結!!ドヴォルザークの交響曲第6番の分析を通じて、楽式、和声、対位法などの基礎までレクチャーしちゃうぞという無謀な内容でしたが、学生たちはしっかり着いてきてくれました。
NHK交響楽団ホルンの福川伸陽さん、東京交響楽団トランペットの佐藤友紀さん、フルートの上野星矢さん、ソプラノの小林沙羅さんと対談。東京芸術劇場ウインドオーケストラアカデミーの我々講師陣で、スタートアップにかける想い入れや、今の音楽界・これからの音楽界について、忌憚なく意見を交わしました。
「君ならなんとでも生きていけるよ。」山口でアシスタントをさせて頂いたあと、立花隆先生から頂いたこの激励で僕は全ての踏ん切りをつけて指揮のほうへ走った。本当になんとでも生きていけるのか、やってみようと思った。24歳のころだった。
出身である大阪府高槻市の広報誌に、最近の活動を掲載頂きました。小さい枠なので見て気づくのは実家の両親ぐらいかもしれませんが、放蕩息子なりにささやかな親孝行と安否確認になれば…(笑)取り上げて頂いたことに感謝です。ありがとうございます。
前の記事に書いた満員電車と満員の客席についての考察の付録。東京の多くの大学の授業はこの状況でオンライン開講に移行したが、これが一段落したあとも全て元に戻すのではなく、実技をメインとする大学を除いてオンライン講義を一部続ければいいように思う。
前の記事で奏者側の安全の話をしたので、次はお客様側の安全を踏まえたアイデアを書きます。ところで、いまだにわからないのは、電車と劇場で適用されるルールが全く異なるということ。
この期間、演奏活動ができなかった分たくさんのレクチャーやトークをさせて頂く機会を頂きました。自分のための備忘録も兼ねてまとめておきます。(タイトルは発表当時から若干加筆修正しています)
自宅にポール・シニャックの複製画を迎えた。「サン=トロペの港」と題されたシニャック屈指の作品だ。1901年-1902年の制作、つまり19世紀から20世紀への転換の時期に描かれたこの作品を眺めて、この一ヶ月半はひたすら家で過ごした。