新しい季節ですので私もご報告をひとつ。東京ニューシティ管弦楽団さんと共演させていただくことになりました。9月24日紀尾井ホールです。我が哲学の師・小林康夫から投げられた言葉「いま、夜が明ける!」に応答するようにプログラムを組み立てています。


新しい季節ですので私もご報告をひとつ。東京ニューシティ管弦楽団さんと共演させていただくことになりました。9月24日紀尾井ホールです。我が哲学の師・小林康夫から投げられた言葉「いま、夜が明ける!」に応答するようにプログラムを組み立てています。

途方もない時間をかけた大仕事がついに完成しました。全ては2018年の福井大学フィルとの演奏からはじまり、ここに結実!楽譜本体の校訂のみならず、1万字を超える解説を書き下ろし、しかも世界に届けたいという思いから解説英訳も掲載してあります。いまの私に知り得る限りの貴志康一研究を凝縮しました。

「世界子ども音楽祭」in 東京2021終演!!音楽に全身全霊を捧げることができました。まだずっと、耳の奥にあの響きがこだましています。

何年もかけて関係者のみなさんが開催に苦闘されたこの音楽祭。海外からの来日は叶わずビデオ出演という形になりますが、予定通り開催いたします。私は後半でベートーヴェンの「運命」を指揮します。

久しぶりに東京での公演でした。同団体とは五年ぶりの共演。トークでも少しお伝えしましたが、まだ震災の爪痕深く残る石巻に訪問して演奏した際の経験がなければ、今の私はないと思います。

年末年始に必死に解説と歌詞翻訳を作っていた「ヴィラ=ロボス交響曲全集」(ナクソス・ジャパン)が、3月号の「レコード芸術 特選盤」に選ばれました。嬉しい!!!

「稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一」。偉大なる千利休の教え。久しぶりにベートーヴェンの「運命」交響曲を勉強し直したり、自分を指揮の道に導いてくれた教室の門下発表会を一聴衆として聞いたりして、この週末はそのことを強く思った。

「書く」のではなく「書けてしまう」。そういう次元に自分を持っていけるかどうかが問題なのだ。少なくとも自分にとって物を書くということは、書く努力をするのではなく、そういう次元を作り出すために何をするか、ということのほうが大きいのかもしれない。

指揮して六年目になるはずだった福井大学フィルハーモニー管弦楽団。今年はコロナの影響で、残念ながら定期演奏会を開催することが叶わず、春から今までリハーサルも一緒することがないまま冬を迎えてしまった。日本海の魚の身が締まってくるように、寒くなってくると福井大学フィルの音も締まってくる。そんな笑い話を毎年のようにするぐらい、僕の冬は福井大学フィルと共にあった。

昨年8月から12月まで客演指揮者を務めたエル・システマジャパンですが、2021年1月をもちまして、エル・システマジャパンの音楽監督(オーケストラ)に就任することとなりました。日頃から多方面でご声援を頂いております皆様に心から御礼申し上げると共に、これからも一層同団体の発展に貢献できるよう、私なりのチャレンジを重ねて参ります。