Worldship Orchestra2016 マニラチーム初回リハ@名古屋、記録的な大寒波を吹っ飛ばすような熱さの篭ったリハーサルになりました。ラプソディー・イン・ブルーに三つのジャポニスムにカルミナ…自分の大好きな曲ばかり。少しの言葉で音楽がぐんぐん姿を変えて行くあの楽しみは何物にも代え難いです。
Music
神奈川セリエスオーケストラ
神奈川セリエスオーケストラの第5回演奏会を指揮させて頂くことになりました。2016年11月6日@鎌倉芸術館になります。神奈川セリエスオーケストラは、神奈川大学,専修大学,横浜国立大学,横浜市立大学の4大学が中心となって結成したオーケストラです。節目の時期となる第5回演奏会では、ソリストに大江馨さんを迎えてブラームスのヴァイオリン協奏曲、そしてチャイコフスキーの交響曲第4番を演奏致します。
一年のご挨拶
大学院を飛び出して、指揮者として生きて行くことを決めた2015年。師を亡くしてから、沢山の方々や思いがけない出会いに支えて頂き、無事に一年の終わりまで辿り着きました。数えてみれば30公演も本番を指揮させて頂き、5月終わりに公開しましたこのウェブサイトも、半年でなんと12000以上ものアクセスを頂いておりました。
運命に寄す – 福井大学フィル第63回定期演奏会を終えて
福井大学フィルハーモニー管弦楽団の第63回定期演奏会、盛況のうちに終演致しました。東京、愛知、京都、神戸と遠くから友人たちが聴きに来て下さって本当に嬉しかったです。応援して下さった皆様、ありがとうございました。
「けーぶるちゃん」に掲載頂きました。
12月13日に指揮致します福井大学フィルハーモニー管弦楽団第63回演奏会が、福井県ケーブルテレビ発行の「けーぶるちゃん」に掲載されました。なんと今回の定期演奏会のCMや特集を組んで頂けることになり、その関係で雑誌にも掲載頂いたようです。福井大学フィルの長い歴史のなかでこれほどメディアに取り上げられるのは中々前例が無いとのことで、背筋が伸びる思いが致します。
カンボジアの記憶、アジアで演奏するということ。
プノンペン国際音楽祭にて、モーツァルトとベートーヴェンを指揮してきました。人生で二度目のカンボジア、人生で二度目の海外での「運命」!やっぱりこの曲は特別で、UUUオーケストラ&セブ・フィルハーモニックオーケストラとセブで演奏した日のことを思い出しながら飛行機に乗り、アシアナ航空で仁川を経由してプノンペンに向かいました。国際音楽祭の最終公演を指揮させて頂くというのはとても名誉なことで、ありがたい限りです。
Worldship Orchestraのダイジェスト映像を頂きました。
創設時より関わらせて頂いて、現在は正指揮者を務めておりますWorldship Orchestraのダイジェスト映像を作って頂きました。僭越ながら私が「ワールドシップ」という名前を付けさせて頂いて以来、かなり多くの時間をこのオーケストラと共に過ごしてきただけに、こうやって活動を纏めて頂くと感無量なものがあります。
雨の本郷、秋の詩
夏学期の東京大学教養学部全学ゼミに続いて、冬学期からは東京大学公共政策大学院で毎週金曜日に鈴木寛教授のもと、指揮者・慶應義塾大学SFC研究所上席所員として、ある講義の助手を務めています。大学・大学院時代のほとんどを駒場で過ごした身としては本郷は久しぶり。
出会いと再会の駒場
東京大学フィロムジカ交響楽団さんの団内演奏会にお声がけ頂いて、六年ぶりに駒場の音楽室で棒を振った。ここは自分にとって、はじめてオーケストラの前に立って棒を振った思い出の場所。モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークに、フルート協奏曲第二番。師匠に憧れて、アンコールにヴィラ=ロボスのプレリュード。
それはテルプシコラのごとく – 砂原伽音に寄せて
私は指揮者であり、彼女はバレリーナである。しかし彼女が作り出す時間は、私にとって、最も充実した音楽のレッスンの一つである。なぜならば彼女のレッスンはいつも、バレエという芸術のみならず、音楽の考え方に対しても多くの示唆を与えてくれるからだ。