鎌倉覚恩寺コンサート

人生最大に忙しい12月到来。まずは鎌倉覚恩寺コンサートのナビゲーター、無事に終わって一安心!当日は、それぞれの作品や作曲家について「風・光・水」という要素に触れつつ解説しながら、プログラムの底に流れる2つのテーマについてお話ししました。

Steve Davison氏と

Once Upon a TimeやIt’ a small world holidayをはじめ、ディズニーの数々のスペクタクルとパレードを生み出した名匠Steve Davison氏とお話させて頂きました。Lead Creative Executive of Parades and Spectaculars for Walt Disney Creative Entertainmentという、いわばウォルト・ディズニーのショーの芸術監督を務める氏の瞳は、少年のようにいたずらっぽく、きらきらしていました。

 

日本ヴィラ=ロボス協会のウェブサイトをオープンしました。

昨年に東京文化会館でヴィラ=ロボスコンサートを指揮して以来、ずっと取り組んでいた仕事がひとまず完成しました。日本ヴィラ=ロボス協会のウェブサイト、オープンです!!トップページが美しい仕上がりになったと思うので、ぜひ見てみて下さい。

大学オーケストラを愛して

今年もまた、福井大学フィルの合宿の季節になりました。合宿では四日間とも朝から晩まで振りっぱなしということで結構大変なのですが、初見大会も含めて毎年とても楽しんでいます。楽譜が多すぎて、飛行機で手荷物超過料金を取られるという失態を犯しました…(笑)

「学藝饗宴」フィナーレ

長い間注力していた仕事の一つが終わりました。パリのマラルメの「火曜会」にインスパイアされた東京大学『学藝饗宴』ゼミのフィナーレのディレクション&オーガナイズ。かねてから計画していたウィーン的な「本物」のサロンでの演奏+鼎談。文化庁長官・学術振興会理事長・文部科学大臣補佐官という豪華な鼎談者の先生方、そしてウィーンから帰国してくれた盟友のフルーティスト・北畠奈緒さんとピアニスト・吉岡由衣さん!

福井の名店にて。

週末は福井にてリハーサルでした。三連休の初日だからか、福井駅ちかくのホテルは全室満室、駅前にはいつになく人が溢れていました。「何か催しがあるんですか?」と聞いたところ、「さあ、何なんでしょう…?」とお返事される福井の人たちのマイペース感が大好きです。

「絵のような風景」続考 -Angelus.

ずっとマスネを勉強しています。今日は第三楽章にあたるAngelusについて。この曲は、ミレーの『晩祷』の影響か、日本語では「夕べの鐘」と訳されることが多いようですが、マスネのこの曲についてその訳は適切ではないかもしれません。というのは、これはキリスト教における「お告げの祈り」、アンジェラスの鐘を伴う一日に三度の「祈り」を描いたものであるように思われるからです。

マスネ「絵のような風景」と「スペインの夜」

この数週間は、福井大学フィルの定期演奏会のメイン曲であるシベリウスの交響曲第一番に没頭していました。シベリウスについては書き始めれば際限がないので、また項を改めて書くとして、今日は中プロになっているマスネの組曲第四番『絵のような風景』について少しだけ書いてみようと思います。