チーフディレクターをしている「学藝饗宴」ゼミにてお招きした江國香織さん、そして編集者の木葉さんと対談しました。江國さんの丁寧で詩的な言葉に魅了された時間でした。言葉を携え、言葉の可能性に賭けて生きていきたい。

チーフディレクターをしている「学藝饗宴」ゼミにてお招きした江國香織さん、そして編集者の木葉さんと対談しました。江國さんの丁寧で詩的な言葉に魅了された時間でした。言葉を携え、言葉の可能性に賭けて生きていきたい。
Once Upon a TimeやIt’ a small world holidayをはじめ、ディズニーの数々のスペクタクルとパレードを生み出した名匠Steve Davison氏とお話させて頂きました。Lead Creative Executive of Parades and Spectaculars for Walt Disney Creative Entertainmentという、いわばウォルト・ディズニーのショーの芸術監督を務める氏の瞳は、少年のようにいたずらっぽく、きらきらしていました。
昨年に東京文化会館でヴィラ=ロボスコンサートを指揮して以来、ずっと取り組んでいた仕事がひとまず完成しました。日本ヴィラ=ロボス協会のウェブサイト、オープンです!!トップページが美しい仕上がりになったと思うので、ぜひ見てみて下さい。
今年もまた、福井大学フィルの合宿の季節になりました。合宿では四日間とも朝から晩まで振りっぱなしということで結構大変なのですが、初見大会も含めて毎年とても楽しんでいます。楽譜が多すぎて、飛行機で手荷物超過料金を取られるという失態を犯しました…(笑)
長い間注力していた仕事の一つが終わりました。パリのマラルメの「火曜会」にインスパイアされた東京大学『学藝饗宴』ゼミのフィナーレのディレクション&オーガナイズ。かねてから計画していたウィーン的な「本物」のサロンでの演奏+鼎談。文化庁長官・学術振興会理事長・文部科学大臣補佐官という豪華な鼎談者の先生方、そしてウィーンから帰国してくれた盟友のフルーティスト・北畠奈緒さんとピアニスト・吉岡由衣さん!
福井でのリハーサルを終え、東京に戻ってきてそのまま東大本郷キャンパスへ。ご招待に預かり、TED×UTOKYOのレセプションにお邪魔させて頂きました。
週末は福井にてリハーサルでした。三連休の初日だからか、福井駅ちかくのホテルは全室満室、駅前にはいつになく人が溢れていました。「何か催しがあるんですか?」と聞いたところ、「さあ、何なんでしょう…?」とお返事される福井の人たちのマイペース感が大好きです。
ディレクターをしている東京大学の学藝饗宴ゼミ、「表現と身体」セクションの最終回は、古武術研究家の甲野善紀先生をお招きして、沢山の実演とお話を頂きました。
ずっとマスネを勉強しています。今日は第三楽章にあたるAngelusについて。この曲は、ミレーの『晩祷』の影響か、日本語では「夕べの鐘」と訳されることが多いようですが、マスネのこの曲についてその訳は適切ではないかもしれません。というのは、これはキリスト教における「お告げの祈り」、アンジェラスの鐘を伴う一日に三度の「祈り」を描いたものであるように思われるからです。
この数週間は、福井大学フィルの定期演奏会のメイン曲であるシベリウスの交響曲第一番に没頭していました。シベリウスについては書き始めれば際限がないので、また項を改めて書くとして、今日は中プロになっているマスネの組曲第四番『絵のような風景』について少しだけ書いてみようと思います。