高校時代から一緒した実家の犬「ぐり」が旅立ちました。享年18歳2ヶ月28日でした。死に立ち会うこともできず、何か物を送ることも間に合わなかったので、一つだけ詩を書いて送り、印刷して火葬の棺に入れてもらうことにしました。ミシェル・ドゥギーとフィリップ・ジャコテを響かせた14行詩です。

高校時代から一緒した実家の犬「ぐり」が旅立ちました。享年18歳2ヶ月28日でした。死に立ち会うこともできず、何か物を送ることも間に合わなかったので、一つだけ詩を書いて送り、印刷して火葬の棺に入れてもらうことにしました。ミシェル・ドゥギーとフィリップ・ジャコテを響かせた14行詩です。
3月の音楽祭以降、久しぶりに福島の相馬子どもオーケストラで指導。パッヘルベルからメンデルスゾーン、ピアソラまで幅広い時代の曲に取り組んでもらいながら、フランス革命を軸とした音楽史と世界史、それから和声(カノン進行)の話をする。
単著出版以降、各所から講演・講義の機会や次なる執筆の依頼を頂き、ありがたい限りです。まずは、出版社と朝日新聞社が共同して人文書の魅力を伝えていく読書推進プロジェクト「じんぶん堂」にて2回の連載をさせて頂きましたので、お知らせです。
GWは埼玉大学管弦楽団さんとの定期演奏会でした。今年はほとんどのトップ奏者が大学から楽器をはじめた子たちばかりで、練習から本番まで結構苦労したのですが、みなで一丸となって頑張りました。
二年連続でTEDxUTokyo@安田講堂に登壇してきました。昨年はスピーカーとして、今年は第一部のステージホストとしてです。登壇前には長いインタビュー記事も頂きましたので、ご紹介いたします。
ヴィラ=ロボスについての単著を出版しました。出版にあわせて、音と言葉を往復する試みとして、オタヴィオ・コルテス駐日ブラジル大使はじめ多くの方々のご列席のもと、ピアノ演奏つきの出版記念記者会見をさせて頂きました。ヴィラ=ロボスの本をこれだけ沢山の方々に受けとめて頂き、また、大使館の方々からも「よく書いてくれた!」とのお言葉を頂き感激です。
3月に入ってから、全国各地を移動してベートーヴェン六番、チャイコフスキー五番、シェヘラザード、ブラームス一番を毎日振り続けるという日々を過ごしていました。そのなかでも特別に大変なのがブラームス!しかし子どもたちが素晴らしい集中力で取り組んでくれて、弾き終わったあとに曲の魅力を受け止めて目を真っ赤にしている子すらいました。
九州の卒業記念オケ、カルセドニーシンフォニーオーケストラ演奏会おわり!「大学オーケストラの危機」を綴ったりと、コロナ禍で演奏会の中止が続いた2021年に一緒になんとかして演奏会を開催すべく奮闘した代の卒業記念演奏会でした。みんなの笑顔に泣きそうになりました。アンコールはチャイコフスキー「雪娘」より「道化師の踊り」を爆演!
鎌倉演奏会を終えてそのまま福岡へ。九州の学生さんたちの卒業記念演奏会を指揮します。コロナ禍で演奏会の開催が危ぶまれながらも、先輩たちの無念を引き継いで、二年連続中止を避けるべく万策を尽くして演奏会を開催した学生たち。あるいは、私が初めて九州で指揮した時に一年生だった学生たち。そんな皆が明日の演奏会をもってオケを卒業だと書いているのを見ると、心震えずにはいられません。
湘南鎌倉フィル第25回記念演奏会、大盛況で終演しました。「ブルレスク」の再演に、「白鳥の湖」では乃羽バレエ団と共演!実はバレエとは本番当日の合わせだけで、しかも指揮者の背中側の張り出し舞台で踊るスタイルだったので、見えない中でどこまで同期できるかチャレンジでしたが、とっても良い感じになったと思います。