「指揮の哲学」7回目の灘校土曜講座にて

母校の灘校にて土曜講座、3時間の指揮レッスン。遡ってみると今回が7回目でした。この10年で取り組んできたものが着実に重なってきていることに喜びを覚えます。慶應義塾大学での指揮講義も6回目ぐらいになりますし、福井大学フィルも指揮して8年。続けることは大切ですね。

次なる挑戦

また新しい挑戦が始まります。エル・システマジャパンの相馬子どもオーケストラと来春の「第8回子ども音楽祭in相馬」に向けて練習開始。さまざまな想いを込めて、今年は昨年以上に本格的なプログラムを作りました。

「子どもたちのための演奏会」with フェローオーケストラ

フェローオーケストラとの初共演「子どもたちのための演奏会」大盛況で終演!子どもたちだからこそ、構成には徹底的にこだわりたい。大人の想像する「子ども」の枠に子どもの可能性を封じ込めてはならない。その思いを皆さんが受け止めて下さって、どこにもない演奏会が出来上がりました。

満席御礼!ブラジル独立200周年記念コンサート

日本ヴィラ=ロボス協会と駐日ブラジル大使館の共催による記念コンサート。めぐろパーシモンホールで満席のスタンディングオベーション(!!)を頂いて終演致しました。一年前に私が「独立200周年と近代芸術週間100周年にあわせて大掛かりなコンサートをやるのはどうだろう?」とブラジル大使館でポロッと話してしまったところから話が進み、ブラジル本国とベルリン、ロンドン、ニューヨークを巻き込んだ大プロジェクトになりました。

レコード芸術9月号特選盤!

ライナーノーツを執筆したセーザル・ゲーハ=ペイシの「交響的組曲&ホーダ・ジ・アミーゴス(Symphonic Suites Nos. 1 and 2 / Roda de Amigos)」CD、およびライナーノーツを監修したヴィラ=ロボスの「ピアノ作品全集」が、いずれも『レコード芸術9月号』にて特選盤に選ばれました。