出版のお知らせ

ブラジルの作曲家、ヴィラ=ロボスについての拙稿が出版されました。Amazonなどでも入手可能です。「パリのヴィラ=ロボス ―『ショーロス』から『ブラジル風バッハ』へ―」と題したもので、昨年に東京文化会館で指揮したコンサートを契機に書き続けていたものです。

慶應SFCゼミ追いコン

昨夜は慶應SFCゼミの追いコンでした。一年間めいっぱい時間を共にした学生さんたちを送るのは、嬉しくもあり、寂しくもあります。私にとっても実り多い時間で、沢山の勉強をさせて頂きました。卒論指導をさせて頂いた全員、良い顔で卒業できてよかった。学生の皆さんから素敵なプレゼントまで頂いてしまい、とても嬉しかったです。

『遠き王女』をめぐって

6月に指揮する、九州大学芸術工学部フィルハーモニー管弦楽団さんの演奏会のため、エドモン・ロスタンの戯曲La princesse lointaine(『遠き王女』)を読み進めていました。というのは、プログラムの一曲目であるチェレプニン『遠き王女への前奏曲』が、このロスタンの戯曲にインスパイアされて出来た音楽だからです。

宝塚ベガジュニアアンサンブル10thコンサート!

「久しぶり!!」と挨拶してあとは音楽で会話。そんなことが出来るのは、本当に楽しいものです。先日のベガジュニアアンサンブルとの10thコンサート、そしてソリストの白小路さんと秋元さんとのメンデルスゾーンのダブルコンチェルトは、最高に幸せな時間でした。

肌を震わせるものを求めて

しばらく立て込んでいて、ブログを更新できていませんでした。この間に、随分と沢山指揮のお問い合わせを頂きありがとうございました。こんなにこのページを見て下さっている方がいらっしゃったのだと、恐縮しつつも大変嬉しかったです。

カリンニコフ生誕150周年

最近私のブログに「カリンニコフ」で検索してアクセスして下さる方が沢山いらっしゃるようです。生誕150周年ということで、カリンニコフを演奏する団体が今年は沢山あると聞いています。このブログの記事をプログラムノートに引用したい、というお問い合わせも沢山いただいているのですが、その際にはぜひ使って頂けたら幸いです。(不正確な部分があったらごめんなさい!)

29歳、そして訃報。

29歳を迎えることが出来ました。このウェブサイトを開設してからちょうど一年になります。沢山のお祝いメッセージを頂きありがとうございます。20代の終わりの一年間、それはおそらく、最も挑戦を繰り広げなければならない年であると覚悟しています。30歳を迎えたときに「何者か」になっていられるよう、目一杯駆け巡りたいと思います。

【プログラム・ノートより】ヴィラ=ロボスと「ブラジル風バッハ」(6,5,1)

5月22日の東京文化会館コンサートのために執筆したプログラムノートを掲載致します。「パリの痕跡」というテーマを浮き彫りにするような形で執筆するこ とを目指したものです。あくまで他のプログラムノートとの比較・連関によって成り立つ解説になっています。また、コンサート当日のプログラムノートは、ここに掲載させて頂くものから随分とカットした短縮版になっています。転載歓迎ですが、ご一報頂くか出典として本サイトに言及頂けたら幸いです。

【プログラム・ノートより】プーランク「ピアノと木管五重奏のための六重奏曲」

5月22日の東京文化会館コンサートのために執筆したプログラムノートを掲載致します。「パリの痕跡」というテーマを浮き彫りにするような形で執筆するこ とを目指したものです。あくまで他のプログラムノートとの比較・連関によって成り立つ解説になっています。また、コンサート当日のプログラムノートは、ここに掲載させて頂くものから随分とカットした短縮版になっています。転載歓迎ですが、ご一報頂くか出典として本サイトに言及頂けたら幸いです。