三冊をめぐって

あるインタビューでおすすめの本を三冊紹介してほしい、ということだったので、かなり悩んだ末に、コクトー『僕自身あるいは困難な存在』(La Difficulté d’être)と、リルケ『マルテの手記」(Die Aufzeichnungen des Malte Laurids Brigge)と立花隆『青春漂流』の三冊を挙げました。コクトーは僕の人生を大きく動かした一冊。今までのブログ(http://kenbunden.net/wpmu/kbd_kimoto/)でも何度も取り上げてきましたし、色々なところからインタビューを頂いても必ず挙げるものです。「射撃姿勢をとらずに凝っと狙いを定め、何としてでも的の中心を射抜く」など、頭の中から離れなくなる言葉と強靭な思考で溢れています。